2009年度活動スケジュール







↑TEZZO by Tetsuya Ota



↑太田哲也KEEP ON RACING

TEZZO RACERS CLUBレポート

TEZZO RACERS CLUB主催ドライビングレッスン
&サーキットラン&TEZZOランチ開催

日時:8月22日(土)
場所:NATS

TRCアンバサダー 中村弥太郎選手
車種:156TS

TEZZO


 ミニサ−キットだと楽しさもミニになるのか?答えは否だった。
オヤジと呼ばれる歳からレ−スを始めた自分がいわゆるミニサ−キット走行は初めての経験というのは以外といえば以外。だって初心者はレベルを徐々に上げていくものでしょう?それが今まで経験したサ−キットが、仙台ハイランド、富士スピ−ドウェイ、スポ−ツランド菅生。いまさらミニなんて面白いのかな?なんて気持ちもあった。しかも今回は「ギンギンではないスポ−ツ走行会」初心車向きと言えよう。じゃあなんで参加したかといえば、車がレ−スをするには万全では無いと思えたので、少し違ったアプロ−チでスポ−ツ走行を楽しみたいと考えたからだ。しかも今回はBBQのランチレクリエ−ション付き。家族サ−ビスにももってこいだ。レ−スは無理だがスポ−ツ走行したい・・・なんてわがままな、と思いきや、願ったり叶ったり。

 朝現地に到着すると早速コ−スを下見させて頂いた。コ−スインするとまるで一般道のような風景。一瞬対向車は来ないか?と身構えてしまった。ストレ−トが思った以上に長くビックリ。しかも直線最後のコ−ナ−はヘアピン形状。実際はパイロンを立てたのでトップスピ−ドは落ちたがそれでもハ−ドブレ―キングで難しそうだ。コ−スはサ−キットと峠道の合いの子って感じ。サ−キット程路面はフラットでもないし、エスケ−プゾ―ンも無い。コ−ナ−の先が見えないのが峠道っぽいが、一般道みたいに対向車や外的要因を気にする事もない。一般道を閉鎖してサ−キットにした様な不思議は感じなコ−スだ。昔イタリアではそんな感じでレ−スしていたのだよね?フォルツァ!!アルファロメオ!!早く走りた〜い!テンション上がってきました。

 走行前は座学。師匠の言葉を一言一句逃さぬよう耳はダンボ。そしてひたすらメモ、メモ、メモ!です。 そしていよいよ走行。まず太田さんによる先導走行。10分間ですが最後の方はコ−スにも慣れ結構なペ−ス。でも周りの人に気を使いながらあくまでもギンギンではなく、です。 後は15分の走行が3回、周りの車との距離を気にしながら、前に追いつくならアクセルを緩め距離をとり、又追いついたらアクセルを緩めるを繰り返しながら走った。普段はレースなので常に全開モード。自分の走りを見直す時間も余裕も少なめだ。今日はタイム計測もないので、自分の走りをいろいろ試してみた。そこで感じたのは自分は低速コーナーが苦手なのでは?という事。事実ブレーキを残さずに、アクセルを踏みながらスコーンと走り抜ける高速コーナーが好きなのだ。レースだと多少ミスしても速度が速いのでタイムにはさほど影響なそうだし、なにせ気持ちがいい。ところが今回のコ−スの直線最後や1コーナーなどのヘアピンは、しっかり減速しターンイン、ジワジワとアクセルを開けながら脱出するといった事になるからクリアーするのに高速コーナーより当然時間が掛かる。要はテクニックの差がはっきりと出る。折角のスピードを落とし、立ち上がりの加速でライバルに離されてしまうのは、どうやら車の差だけではなさそうだ。レ−ス中、悔しい思いをしていた。苦手意識。ブレ−キングでABSがゴリゴリと作動する。そんな時は旋回ブレーキの踏力も強めだ。作動させない様、進入すると今度は上手く荷重が載らない様でスキール音も控え目だ。やっぱり難しい。こんなだから低速コーナーをマスターすればレースにもかなりタイム影響すると思った。 楽しさもあった。特設シケインを左右にステアリングをきり走り抜けるのが気持ちいいのなんのって。上手くいった時は痺れる様な快感が襲ってきた。色々試せて勉強にもなるし、走りも満喫できる。ミニサ−キットだから楽しさ半減と思ったのは大間違いだった。 ミニはミニならではの楽しみがある。現に初めてサ−キットを走った女性ドライバ−でさえABSを作動させて攻め込んでしまう程、夢中になるのだから! 午後のBBQと併せてお腹いっぱいの1日でした。ご馳走様でした。あざっす!!



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