2009年度活動スケジュール







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↑太田哲也KEEP ON RACING


TEZZO RACERS CLUBレポート

Volkswagen Golf GTI Cup Japan
(富士スピードウェイ)

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Golf GTI Cup 2007 第4戦

日時:8月4・5日
会場:富士スピードウェイ(静岡県)
天候:曇り
コース状況:ドライ
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by TRC Npo.125 野澤 健児



 今回は、第3戦に引続きGolf GTI Cupの第4戦 参加レポートをご報告致します。  

 今回のGolf GTI Cupは、スーパーTEC(通称:スーパー耐久)第4戦と同時開催という事で、今シーズン初の2日間(予選・決勝が別の日にある)、開催で練習走行日を含めると3日間になってしまうレースと成りました。今回のGolf GTI Cupには、前回と同様にスーパー耐久に出場中の大井 貴之選手がエキスパートクラスにゲスト参加され、キープオンレーシングより、前回に引続き伊藤真一選手が同クラス参加で大会を盛上げて頂きました。


2007.08.03 Free practice(前日練習走行)


 今回は、午前・午後の2回の練習走行と成っていましたが、伊藤選手は午後からの合流との事で、何と太田監督が午前の練習走行に27号車の試乗をするとの事でセンセーショナルな幕開けとなりました、練習走行はスタート後からドシャ降りの天候でほとんど前も見えない状態で、エアコンも入れたままの走行と成りました。練習走行終了後ピットにもどって太田監督から一言、「雨の富士は事故以来だよ」と言われたときには自分の頭の中で「クラッシュ」がよぎり、心配モードへ…。午後は、伊藤選手が合流し天気は回復傾向で路面はドライコンディションに変わっていきました。セッティングもドライの富士の仕様へ変更し、午後の練習走行開始が開始され、伊藤選手の走りを見せてもらおうと後を追いますが付いていけない。早いの一言で流石です。練習走行後にコースの走り方をアドバイス頂き一日目終了


2007.08.04 Qualifying(予選)


 当日は、朝から雨が降ったのかコース上は濡れていましたが、天気は少し曇ってはいるが雨は降りそうな気配はなく、コース上では先にトヨタヴィッツのワンメークレースが予選を走っていて、ほとんどドライ状態に成っていました。メカニックの方が朝から公式車両検査を受けて準備も万全、予選開始のピットレーンと移動し、伊藤選手の後から付いて予選へとコースイン、伊藤選手のフライングラップがこれまた早いんです、普段このクラスのレースでは、大半が素人でコースインのフライングラップはコースの下見も含めてスローペースで入っていくんですが、流石にプロドライバーは冷えたタイヤの温度を一気に正常値まで持っていき、1周目からタイムアタックに入っていきます。なんとか付いて行きたい所ですが、1コーナー後のコカ・コーラコーナー(旧Aコーナー)の飛込みが早すぎる、伊藤選手いわくAコーナーは4速でいけるね!(前日談)一緒の進入速度で飛込んだ自分は、曲がれるわけがなくとっちらかるマシンを何とかコース上に留めて、伊藤選手を追いますが、付いていけません。何とか2周目にタイムはまとめて、予選5位、クラス2位で予選は終了。
 ここで一言、プロドライバーのアドバイスは出来る所だけ聞きましょう!!
 自分の技量を超えた域は、そんなの関係なーい、、、そんなの関係なーい、、、無茶しても速くなりませんから。

2007.08.05 Race(決勝)

 決勝当日、天候は晴れ 朝からキープオンレーシングの会員の方が、応援に来ていただきましてピット内は、賑やかな状況と成っていました。差入れのお土産も持参頂き、レース前からおなかいっぱい状態。このレースの結果次第で、クラブマンクラスの年間優勝が決まる同クラスの、白石選手が予選2位でフロントローのグリッドで磐石の状態の為、ポジションキープが目標という感じで、今ひとつ気合も入ってこない決勝スタートでしたが、一周目のローリングスタートで、前車の大井選手にスタートを並走で合わせながら、スタートラインを通過し加速し始めると何故か大井選手が伸びてこない、1コーナーで少し先行する形で、アウト側から進入その後も今ひとつ伸びない大井選手をコカ・コーラコーナーで、イン側から先に侵入して富士の高速コーナー100Rへ飛込んで行きました。しかしここで最初のアクシデント発生、ヘアピンで前走の白石選手と伊藤選手が絡んで白石選手がスピン状態、とっさに速度を落とし回避状態に入ったところを、アウト側から大井選手が躊躇なくパスしていきました、流石プロと感心している場合ではなくこの現状が自分 にとっては、予想もしない棚ぼたのクラス優勝の条件が転がり込んできたのです。後続との差を気にしながらも、走行を続けていると後続が来ない?現状がつかめず走行し1コーナーで黄旗が振られいる事に気づき、少し減速で曲がると2台の車がコースサイドに止まっています、1台はかなりフロントが損傷してました。昨年この富士の1コーナーで自分も絡んだことを思いだし複雑な気分でした、レースは気温の為かエンジンが垂れ気味、タイヤも垂れ気味で、ペースは上がらないが後続も来ない一人旅状態で周回を重ね最終ラップで後方にハイビームの車が確認できました、これが白石選手である事は直ぐに分かりましたが距離的には余裕もありそのままゴール出来ました。スタート直後のスピンで最後尾までポジションを落としてからの追い上げは、流石に凄かったみたいです。本当はここで年間チャンピオンを決めたかったのでしょう。気迫でクラス2位まで上がって来たのには脱帽でした。この為なんとか最終戦の菅生サーキットまでクラブマンクラス年間優勝は持越しと成りましたので、最終戦の菅生でまた全力で戦いたいですね。

また、表彰式で伊藤選手より「最終戦の菅生が耐久レースと成りますので太田監督と組んで出場したい」とありました。実現したら、楽しみですね。最終戦は10月の開催と成りますので少し期間が在りますが、まだまだ残暑が続くかと思います。キープオンレーシングを応援して頂いている皆様、TEZZO RACERS CLUBの皆様、御身体に気おつけてお過ごし下さい。








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