2009年度活動スケジュール







↑TEZZO by Tetsuya Ota



↑太田哲也KEEP ON RACING


TEZZO RACERS CLUBレポート

6月24日(日)
アルファロメオチャレンジ東北シリーズ第2戦 in仙台ハイランド
会員No.120 布井秀雄
車種 アルファロメオGTV
参加内容 走行会 アルファロメオチャレンジ

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走行会の前日から気持ちは盛り上がってくる。
休日(土曜)なので車をチェックする。
先ずはオイル、そろそろ交換時期だが今回は良しとする。
タイヤはローテーションをして状態も確認してある、今までかなり無理してきたのでショルダーがザラザラになっている。
交換したほうが良いのだがタイヤは高価なのでもう少し働いてもらわなくては。
そしてガソリンを入れて空気圧も調整する。
帰宅して装備類を揃える。スーツにシューズ、グローブ、ヘルメット。着替えとドライブ中に聞くCD。

準備万端整えて、北を目指して首都高から東北自動車道へ。
テンションが上がっているので右足に力が入るが、取締りが厳しいのでガマン我慢。
途中で、偶然にも太田さんのアルファGTと遭遇、挨拶を交す。
予定時間に遅れてホテルにチェックイン、取り合えず本日のゴール。


身支度も早々に明日の為に英気を養う。
目を閉じて、……イメージトレーニング。
1コーナーの侵入ラインはどうする?
上りの右コーナーは意外と急だったよな。
左3連続のスプーンコーナーはいつも入ってから気が付くから対応できない。
それはこのコースが1周4キロもあるから長すぎて覚えきれないせいだ!
走りながら次はこうしようと思っていても一回りしてきたらそんなのどこかに飛んじゃうし。
おっと、愚痴に走り始めてしまった。

タイムを上げるならタイヤを替えるのが手っ取り早いだろうけど、今はスキルを上げたい。
その為にはタイヤには早く限界が来てくれたほうが勉強になるのではないだろうか?

以前、太田さんには「コーナーの奥でクルンと回るイメージ」と教わった。
自分のタイヤはザラザラだったが他の人達はタイヤ全体が減る感じだった。
「FFはアクセルオンで曲がろうとするとアンダーが出るからコーナリング自体をなるべく短時間で済ますのがコツ」とも聞いた。
きっと全てのベクトルは同じ方向を指している。
解に向かう道は、見えたのだろうか。


朝。

よく晴れている。

今日は一日ドライコンディションで走れそうだ。

パドックに着くと多くの車が集まっている。

ああ、サーキットに来たんだなあ。
トランクの荷物を全て降ろし、1つ1つのライトにビニールテープを張って行く。
ボンネットにスポンサーステッカーとゼッケンを貼る。
段々と気持ちが入って行く。

もう何日も前から車のことだけで頭がいっぱいになっている。
かと言って、今更レーサーになりたいわけじゃない。
それでもこんなことをしているのは「無駄」が欲しいからだと思う。
この無駄は「余計なもの」ではなく、「生活に余裕をもたらすもの」になる。
プロを目指していないので、比べる相手は過去の自分だ。
前回より速くなっていればそれで良し。

赤いレーシングスーツを着て、ヘルメットを付ける。
4点式シートベルトを装着すれば、普段の乗用車はレーシングカーに変身する。

「よし、行くぞ」








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