2009年度活動スケジュール







↑TEZZO by Tetsuya Ota



↑太田哲也KEEP ON RACING

フォルクスワーゲンゴルフGTIカップ第1戦 

(岡山国際サーキット)

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2007
Volkswagen Golf GTI Cup Japan Series Rd.1

会場:岡山国際サーキット
天候:曇り
コース状況:ドライ


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Free practice:

初めてのゴルフに乗り込んで、一番に感じた事は、シートはフワフワだし、ステレオもエアコンも付いている、普通の"車"にビックリしました。 ロールバーが入っているので、少しフインキは違うけど、エアーバッグも付いているハンドル
だし、これでちゃんと走るのか? って感じがしました。

まず、ミッションをSモードに入れて走り出しました。アクセルを踏み込むと少し間が空いてターボが回り、急激に加速、あっという間に自動でシフトアップ200馬力よりパワーがある感じでした。 コーナーに入ると、リアがズルズルアウトにふられるし、全てのコーナーではFドリフト状態!こんな車では走れないと思い、ペースダウン。2周を何とか走り、ピットイン。アンダーを消すため、リアのタイヤ圧を極端に上げていたので、リアがブレークしすぎるため少し下げて、ピットアウト。

今度は少しは普通に走れるようになったのですが、まだリア・アンダーで滑るし、ブレーキも安定しない。もう一度ピットインして、更にリアタイヤの圧を下げてピットアウト。ずいぶんよくなったのですが、今度はブレーキでひやり。裏ストレートからヘアピンのブレーキングでブレーキを踏んでると、ズボッと!ペダルが入り込み、慌ててポンピングして何とか止まれましたが、ブレーキが無くなったと思いました。 後で聞くと、けっこう他の人も最初は体験していて、ゴルフGTIカップのブレーキは、ノーマルカーベースなので、長く踏んでいると、たまに、ふみしろが奥まで入り込む。ブレーキが無くなるのではなくて、入り込むのですが、確かに効いているそうです。

プラクティスではこれに慣れるまで走れなくて、不安を残したまま終了。


タイムはなんと2分01秒しか出なくて、皆は1分58〜55秒で走っていて、焦りましたが、こちらは2回のレースと練習に使った、昨年の古タイヤだったので、安心したけど、少し不安が残ったかな。(これも太田さんの車に慣れさせる為の悪条件で乗せる試練だと自分で思いこんでいました)ポルシェやBMWと比べると走るラインが違うためラインが分からなくて、アウトからインに入ったりインからべったり回ったりと、色々と走ってみましたが、分かりません! ピンポイントに決まらないと走れない感じの、欲求不満満載のプラクティスで終わりました。


Qualifying:

予選は決勝日の朝8時30分からスタート、自分なりに昨日の走りを考えシュミレーション、ラインやアクセル・タイミングを実戦する勢いで、車に乗り込みました。 内装はまるで通勤に行くようだと感じながら、いよいよ予選スタート。ピットから勢いよく出て行ったのですが、2コーナーで赤い車がスピンしていてペースダウン。気を取り戻し、アタック開始。

アウトラップは新品タイヤに熱を入れる感じで、スムーズに走るのですが、やっぱり新品タイヤは良い!! 昨日と違って、曲がれるし、止まるし、安定するし、昨日の古タイヤで悩んでいた事が、どんどん解決されて、花まるモード。

よっしゃ!アタック〜〜〜〜!!1周目のアタックはターボラグの感覚を忘れていてコーナーに突っ込みすぎて失敗。 2周目はいい感じに決まったのですが、アットウッド・コーナ(裏ストレート手前のコーナー)で大失敗…ブレーキが入り込む症状が出たけど、それに怯み、アクセル・オンのタイミングが遅れてしまい、ストレートが伸びなかった。完全に私のミスでした。もっと走れる感じがあったのですが、ピットインして太田監督に報告、後ろのショックを固くしてもらい、再度2分前にコースイン。

計測は出来たものの、前の車に捕まってしまい、クリアー取れずに、アップも出来ずに終了。
タイヤの無駄づかいをしてしまい、太田監督に「クリアーが取れなかったら、アタックはやめてタイヤを温存すること」と怒られてしまいました。確かに無駄な1〜2周になってしまい、決勝タイヤを消耗させてしまい、反省。
まだまだ、FFのラインが分からず、とりあえずベストで走った結果で、総合7位のタイムで納得の行く走りが出来ませんでした。少し悔しい。

Race:

いよいよ13時30分より決勝です。サーキットを一周してグリットに着きます。
7番グリッドには仲間や監督が待っていてくれて、最高に気持ちが高まります。 今回はローリング・スタートなので、このまま1周して、走りながら信号がグリーンに変わるとスタートです。 

ぐるっとコースを回り、グランドスタンドに戻ってきます。隊列も作られて、グリーン・ライトが点灯するのを待つのですが、いっこうに変わりません。前の6台の車はペースが遅いし、信号が変わらないしで団子状態(こんなこと初めて)そんな時いきなりグリーンライトが点灯! アクセルを踏んでも、前も横の車も加速しないし、のろのろとスタート。コントロールラインまでは、前車を抜けないので合わせながら、我慢したけれどそれも限界で、ほぼ横一列でコントロールライン通過。そのまま1コーナー、2コーナーと入っていった。

でも、スタートが尾を引いてしまい、得意のスタートも出来ずにポジション7位そのまま。2周を走り前の2台をロックオン、先ず2コーナーでインに飛び込み、6位。 そのまま5位の人をロックオン。しかし、悲劇が。ストレートでピットサインを見ると、ん〜「IN」のサインが〜〜〜〜。 何かの間違いだ!きっと見間違いだと思いながら、走りには気合が入らなかったのですが、前の車に当たりそうになるぐらい詰めていくけど、ペナルティーかな? もしやスタートでフライング?? 色々と考えながらストレートに帰ってくるとボードには27番Dマーク、ドライブスルーのペナルティー。 やっぱりスタートかな?っと思いながらピットロードに入り速度違反の無いように、52kmでホールド。 

ピットロードにいるメカニックや監督の顔がなんとなく、悲しげ。でも、やってしまった事は仕方が無い!次のレースに繋げるために、全力で走ろうと思い、全力で後半を走りました。後で結果を見ると、7周目に自分のベストラップが出ていて、タイヤもたれているのに後半もがんばって走った結果だったと思います。ベストラップも総合4位のタイムだったので、ちゃんと走れたら上位と楽しいレースが出来たかな?っと思うととても残念です。自分も残念ですが、監督、メカニック、マネージーそして仲間にがっかりさせてしまった事がとても残念です。 全力を発揮しての結果でしたらいいのですが、防げる失敗はしないようにしたいです。

ポルシェもポルシェ特有の走り方がありますし、今回のゴルフGTI−CUPも
特有の走りが必要でした。奥が深いゴルフ、乗りこなせるまで、リポートいたします。










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