2009年度活動スケジュール







↑TEZZO by Tetsuya Ota



↑太田哲也KEEP ON RACING


TEZZO RACERS CLUBレポート
 
By 市川 浩

4月8日(日)
アルファロメオチャレンジ東北シリーズ第一戦 in仙台ハイランド
会員No.126 市川 浩 
車種 アルファGT 2.0
参加内容 走行会 アルファチャレンジ

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 「KEEP ON RACING」に携わって以来、ずっと念願だった「アルファロメオチャレンジ参戦」。今回ついに実現することとなった。

1 参戦までの道のり
  
思えば、アルファGTを手に入れたのが昨年12月。まずはクルマに慣れることに集中し、少しでも時間があれば走らせていた。ほぼ同時に、ARCA入会、レーシングスーツ等の一式も取り揃えた。もう後へは引けない。

  
年が明け、迎えた2007年。初詣で「アルチャレ挑戦」を固く決意。
晴れてTRC会員となり、アルファGTをサーキットで走らせるための必要最小限の装備(タイヤ・ブレーキ)を整えていった。

  
2月12日に筑波サーキットで行われたアルチャレ関東第1戦では、知人の応援と同時にアルチャレの雰囲気を味わった。参戦への気分が高まる。

 
 そして3月。TEZZO RACERS CLUB事務局から「アルチャレ東北第1戦」の申込案内が届く。迷うことなく「レース参戦」で申し込んだ。クルマ好きの友人も同行してくれることになった。心強い。
  
一度も走行したことがない仙台ハイランド・レースウェイ。本来なら、走行会から始めるのが定石であると思う。しかし、自分の参戦の決意は固く、レース参戦で通した。心配してくださった方々、本当にありがとう。

  
4月。レースを迎えることとなった。


2 参戦

前日の4月7日に仙台入り。秋保温泉でのんびり過ごし、遠足を待つ子供の気持ちで床に就いた。

翌朝レース当日・・・明け方の空を見て、愕然とした。雨が降っているのだ。参った。
昨日の元気はどこへ?・・・マイペースで走ろう。気分を落ち着かせるため、散歩に出かける。太田さんのGTを始め、TRCメンバーのアルファが旅館の駐車場に並んでいる。なんだかホッとする。一風呂浴びてから出かけることにする。

午前8時少し前にサーキットに到着。雨足が強いため、何も準備が出来ない。
しばらくして、チームが合流。相変わらず雨が降り続ける中、チームミーティング、参加受付、車両メンテナンス、ステッカー貼りと慌ただしくなってきた。
その後、雨は降ったり止んだりという状況に変わる。ブリーフィングに参加し、10年振りに「旗」の説明を受けた。黄旗に気を付けなければ。一通り、真剣に注意事項に聞き入る。
 引き続き、太田さんからのレクチャーだ。TRC会員としての一番の特典だ。コース
取り、走行マナー、練習走行の方法等、聞き漏らしのないように集中する。

 午前中は走行会枠。バラクラバとヘルメットを被り、グローブをはめる。さあ、いよいよコースインだ。この頃になると、雨はほとんど止んでいた。コースも乾いてきているようだ。
太田さんに続いてカルガモ走行。しかし、間に他のスポーツ走行車両が入ってくる。ライン取りどころではなくなってきた。まずはコースに慣れなければ。
 事前にコース図とにらめっこを続けていたため、コースは頭に入っている。念のため、縮小コピーをダッシュボードに貼り付けてある。数周してピットに戻る。

その後、太田さんの運転するGTに同乗する機会に恵まれた。レベルの高さに驚くと同時に、自分でも真似のできる部分があったので、チャレンジすることにした。

 再びコースイン。次第に速度を上げて走行する。数周後、ピットに戻る。メカニックとの関わり方が要領を得ない。仕方なく、そのままコースイン。赤旗が出たので、午前の走行は終了となった。

 ピット裏に戻ると、取材が行われていた。正直、気持ちに余裕がないので、受け答えはそれなりに(後で「ゴーギャン」を読んで、扱いの大きさに驚くことになった。)。
 昼食は豪華だ。寿司、サラダ、もつ煮込み、トッポギ。感謝!感謝!満腹で幸せだ。
コーヒーも美味い。ごちそうさま!

 午後一番、予選が始まった。コースはウェットなので、太田さんのアドバイス通り、連続して周回する。しかし、コーナー各所でスピン、コースアウト。思わず慎重な運転になる。

 次は午後の走行会枠。雨が激しい。視界も悪く精神的にもつらいが、様子を見るためにコースイン・・・と1周したところで中断。内心、「よかった」と思った。

 迎えた決勝。グリッドは最後尾なので、余計な心配がなく気楽である。
 シグナル「レッド点灯」「消灯」行け〜!あれ、スタートが上手くいってしまった。5台の団子状態に突っ込んでいる。そのまま1コーナーへ。
 とはいっても、周囲のクルマはラップタイムが速いので、無理はしないでマイペース。

 その後の周回は、いろいろなライン取りを試したり、ブレーキを踏むポイントを変えたりと、自分なりのレースを十分に楽しんだ。 そしてゴール。何よりもレースを経験できたことの満足感が大きかった。

3 感想など

アルチャレに参戦できたことが、何よりも嬉しい。この嬉しさを、多くの人にも味わってもらいたいと思う。
アルチャレは、東北第2戦、第3戦に参戦し、余裕があれば関東戦にも参戦してみたい。
自分の次のステップとしては、運転の技量を向上させることに集中したい。速く走ることが目的ではなく、アルファロメオを自由に操れるようになりたい。










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