2008年7月12日 TEZZOドライビング講習会開催
主催&協力/プロクルーズ
場所/筑波サーキット1000
参加メンバー/TEZZO RACERS CLUBメンバー8名
【開催内容】
今回は、TEZZO RACERS CLUBメンバー占有走行にて開催しました。
6:55筑波サーキット横レースファクトリー「ユニバーサルツイン」に集合
6:15メカによる出走前点検
7:30〜参加受付
8:00〜車両点検
8:30〜ドライバーズミーティング
8:50〜走行準備
9:20〜9:35 太田哲也選手による先導走行
9:50〜10:20 太田哲也選手による座学講習
10:40〜10:55フリー走行1本目
11:00〜11:40太田哲也選手による同乗走行
12:00〜お昼休み&ランチ
12:30〜12:45フリー走行1本目
12:45〜13:30太田哲也選手による同乗走行
14:15〜14:30スターティンググリッドにつき模擬レース
14:45〜15:15太田哲也選手による座学講習
車両点検
7月12日、筑波サーキットにてTEZZO
RACERS CLUBのドライビングレッスンを行いました。今回は、プロクルーズさん主催の走行会に参加させていただきましたが、なんとTEZZO
RACERS CLUB占有走行となり、充実の内容となりました。
朝は、筑波サーキット横のTEZZOレースファクトリーに全員集合。眠い目をこすりながらも、TEZZOで開発中のアルファ159
3.2のサーキットテストも行うため準備中とあってメンバーも興味津々です。
朝の全エントラントが揃うドライバーズミーティングでは、プロクルーズの川端さんから要請を受け、当チームの師匠・太田さんがご挨拶。
出走前には、参加車両全車に対してチームメカニックによるサーキットメンテナンスを行いました。ブレーキにエアが入っているクルマも何台かありました。メンバーたちもメカに積極的に質問をするなど、自分のクルマのことに理解が深まってきているようです。
さて、15分×4本の1本目は、太田GTOを先頭にすいすい〜っとカルガモ走行です。まずはライン取りをおぼえます。
そして、お部屋に移動しての講習タイム。
筑波1000は、ショートコースでテクニカルなので練習にはもってこいなのです。
「きょうは、旋回ブレーキなどをいろいろ試してほしい」と太田GTO。
その後、2本のフリー走行。
15分でもメンバーはばてばてです。
その合間にはメンバー車両による太田GTO運転による同乗走行。
太田さんの体力にメンバー唖然……。
ところが、です。
最後の15分は、スターティンググリッドにタイム順に並んで、5秒前→赤信号点灯→消えたらスタート!で模擬レースをやってみました。
ポールポジションはアルファ156GTA柳沢選手。
太田GTOは最後尾からのスタート。
これが外から見ていても最高に面白かったのです。
あんなに疲れていたのに、いざとなると楽しそうに運転しているのが、見ていてわかります。
休憩タイムにも集まって、メンバーたちは太田さんに質問攻めです。
ただ、この日、とにかく暑かったため、かなりお疲れ気味でした。
最後までもつのかと、私も心配。

太田さんは、最後尾からメンバーを抜いていきます。そして、走行後に笑顔でひとこと。
「みんな、速くなったよ〜。なかなか抜かせてくれなかった」
師匠の言葉に、弟子たち、うれしそうでした。
そして、そして、、、。
あんなにお疲れだったオヤジレーサーたち。
走り終えて、最高の笑顔になっているではありませんか。
その笑顔をみていたら、やっぱり何事もモチベーションが大事なのだと感じました。
それから表彰式をやりました。
メンバー間では
1位 八木選手 BMW130i
2位 廣畑選手 アルファGT2.0JTS
3位 伊藤選手 アルファGT2.0JTS
そこへ師匠が「おれもいれてくれ」と乱入(笑)。
太田さんを一位にしたバージョンも写真撮影しました。
負けず嫌いな師匠です。
最後に着替えて、講習と質問コーナー。
「クリップにつけないのは、オーバースピードでアンダーだしてしまっているのか、それとも切り始めのタイミングが悪いのでしょうか」
などと、ハッキリいってメンバーたちの質問が高度になってます。
そして、その質問にサクサクと的確に答え、具体的な対処方法を伝授する太田さん。
事務局が感心したことを伝えると、「俺ってよく知っているね」と調子づいて言ってましたが、その後「それだけメンバーの理解が深まって、いい質問をするようになったということだな」
そして翌日、名言出ました。
「教えるってことは、教わるってことなんだよね。
教育って共育で“ともに育つ”って意味だ」
取材・文/隠岐麻里奈
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