走行会の提案をしたのが開催日の10日前だった。
太田さん、隠岐さんとミーティング後、新宿で遅い
夕飯を食べながら今後の活動計画を話していて
突然、決まった。即、関係者に連絡を取る太田さん。
当日の空きはあるのか?日にちが無い。はたして
参加者は集まるか?不安ではあるが決めた以上
実現するのがチャレンジだ。と、太田さん。その席
で連絡の付く、メンバー数人に電話した。何人かは
参加できそうだった。仕事をキャンセルして参加して
くれた仲間や予定変更して参加してくれたメンバー
にはこの場を借りて感謝します。次の日からTRC、
KORメンバーに参加をメールや電話で呼びかけ
る。事務局の隠岐さんは講演会の打ち合わせの
合間に少ない時間の中、色々とがんばってくれた。
準備期間も短く、非常にタイトな中、がんばってくれた
隠岐さんには感謝します。
この時期、週間予報や各地の天気予報をコマ目
にチェックする。職業柄、雪が降るとスタッドレス
販売に拍車がかかるからだ。しかし暖冬のおかげ
で販売が激減している。走行会前日、御殿場の天気
は日に日に変化している。前日は横浜で初雪も降った。
御殿場は微妙な天気だ。最悪、雨なら走行できる。
今年、F1が開催されるFISCOで走行できるなら晴れ
てもらいたい。と、祈るばかりだ。
当日は受付時間が早い為、遅れる訳にはいかず
前日から御殿場のホテルに宿泊するつもりで深夜
遅くに首都高を三軒茶屋ランプから御殿場方面へ
向う時に小雨が降りだした。明日に控えた走行会が
不安である。FISCOはストレートが長く、スピードが
出るコースだ。参加者の皆が無事に走行が終わる
まで気が抜けない。深夜遅くにホテルにチェックイン
してベッドで寝ていても明日の事が不安でなかなか
寝付けない。気が付くと5時半。出発の時間だ。
まだ暗い御殿場をFISCOへと向った。
久しぶりに会うTRCメンバーの笑顔で不安が少し
減った。参加者が安全に走行出来るように今日は
裏方に徹し、頑張ろうと思った。
受付を終え、太田さんが登場。皆が駆け寄る。
太田さんのワンポイントレッスンが終わり、いよいよ
走行時間だ。前もって車輌のメンテをやってきたメンバー
ばかりで関心していた。しかし、あるメンバーは前日、スタンド
で新品タイヤを着け替えてきたにも関わらず、フロントの
ホイールナットが2本も緩んでいた。また、違うメンバーは
スタンドが空気圧をチェックしたのに規定よりも少なかった
りとマチマチであった。やはり、人まかせではなく自分で
簡単な事はやるようにしないと危ないとつくづく感じた。
スピードが出るサーキットばかりではなく一般道でも安全
に走行できるように日ごろの整備が肝心である。
太田さんの後に付いてTRC名物のカルガモ走行が始った。
数台ずつ交代しながらコースレイアウトのレクチャー。
数週ずつメンバーが走行しながら序乃にコースに
慣れてきたようだ。各自、5周づつ単独走行開始。走行後
のメンバーの顔には笑顔と満足感に満ちているような気
がした。4時間という長丁場を走行する機会はめったに無い。
今回の走行会は実施して良かったと思った。
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