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2009年度活動スケジュール







↑TEZZO by Tetsuya Ota



↑太田哲也KEEP ON RACING

■第1回TEZZO RACERS CLUB座学&懇親会が行われました。

日時:9月1日(土)第一部:座学18:00〜   第二部:懇親会19:30〜




9月1日(土)都内のレストランにて第1回TEZZO RACERS CLUB座学&懇親会が行われました。以前より要望の多かった企画だけにサーキットはまだ未経験のメンバーも多く参加し、約20人が集合しました。
メンバーは、北は青森県、北は長崎まで全国各地から集合。仕事も年齢も実にバラエティーに富んだメンバーの顔合わせとなりました。

まず第一部は、太田さんによる座学からスタート。基礎知識としてクルマの特性の話から始まりました。エンジン特性やFF、FRの違い、コーナリングのときに重要な摩擦円と荷重移動についての理論などなど。まず、びっくりしたのは太田さんの見事な先生っぷりです(当たり前ですが)。理論についても理路整然とハイペースで分かりやすく説明が続きます。「物理学」なんて何年ぶりに聞いたかしら〜と司会担当の広報・隠岐も思ったのですから、諸先輩がたであるメンバーの皆様は数十年ぶり?!という方もいたのではないでしょうか…(失礼しました)。

特におもしろかった反応は、太田さんが一気に話し、一息つくと会場が必ずシーーンとなること。そして、表情が硬っ! どうやらみなさん、頭の容量が突然にいっぱいになったようでしたが、さすがに日ごろからクルマと親しんでいるだけあって、後で話を聞いてみると「頭では理解できましたよ! 実践できるかは別として(笑)」とのこと。
第二部の懇親会では、お食事やお酒を楽しみながらメンバーの爆笑自己紹介やサーキット走行体験談の披露、またまた太田さんへの質疑応答コーナーなどが延々と続きました。意見交換も活発に行われました。初対面のメンバーもいたなか、この結束力は、チャレンジしようというベクトルが同じだからなのだろうと私は感じました。

メンバーの談話を少しご紹介します。
「昨年の6月、アルファチャレンジの1週間前にまずは応援に行こうと思って電話をしたら、『走行会だけ走ってみませんか?』と事務局の隠岐さんに誘ってもらい参加しました。最初は走行会だからレーシングスーツもいらないだろうと思っていたのですが、一晩よく考えてみると怖くて眠れなくなってしまい、初めてだからこそきちんと安全装具も必要なのだと気持ちを改め、翌日涙声で事務局に電話をしたことを覚えています。やってみると欲も出るし、自分なりに勉強しようという気持ちも沸いてきました。年に3回のことですが、次は何が起きるんだろうかというワクワク感でいっぱいです。仕事の合間にクルマをとめて、太田さんに教えてもらったコース図を眺めながらイメージトレーニングすることもあります(笑)。そういう楽しみ方も覚えました」(中村さん)

「サーキットは憧れで別世界のものだと思っていました。それがこのクラブに参加して、これまで2回の走行会とはじめてのアルファチャレンジに参戦。いま思うと最初に太田さんの隣に乗せてもらって同乗走行したときは興奮状態で、太田さんが教えてくれようとしていたことは何にもわかりませんでした。それが回を重ねるにつれ、わからないなりにわかるようになってきたのです。並木メカにも太田さんにも『1年にたった3回でもうまくなりますよ!』と言ってもらったことはうれしかったですね。4点式シートベルトもビックリするほど体に密着して走りやすくなりました。次の走行会も楽しみです」(廣畑さん)

「世話役のカネコです。このクラブは単なるクルママニアのためでもなくサーキットを走るだけのクラブでもありません。子どもたちが未来に夢をもてるような、そんな大人の姿をみせよう!という太田さんの思いが込められています。僕らの世代も夢がもてない、なんていわれることがありますが、そんなことはない!という姿をみせていきたいですね。いつか走りたいと思う姿勢が大事なんだと太田さんも常日頃言っています。僕もいつかサーキットチャレンジしてみたいですね」(金子さん)

最後に太田さんからメンバーへこんなメッセージがありました。どれもこれも、キーワード満載のお言葉の数々ですが、いくつかご紹介させていただきます!

「いま中高生が夢をもてないと言われているけれど、それは身近に夢をもった大人がいないから。お父さんは子どものためにミニバンに乗っていても、それを子どもの目からどううつっているかということだと思う。ヨーロッパは50代60代がスポーツカーに乗っているけれど、日本にもそうした文化が根付いたらうれしい。
きょうの話は理論でしたが、速く走るためにはイメージが大事で、そのためには理論も必要。間違ったやり方を続けても速くはならないということ。考えた量で速さは変わるんです。もちろんそれだけじゃなく実践していくなかで、あるとき理論と実践の距離が縮まるときがみなさんにも来ます。
僕も、ハンディがいまはあって、昔のように速くは走れない。でも、できるようになっていく過程が楽しい。もちろん伸び悩む時期っていうのは皆さんも必ずあると思うけれど、伸び悩む時期こそ考えることが大事。そうすれば、あるときポンっと伸びる時期が来ると思う」

こうして、第二部の懇親会も盛況のうちに終了。話は尽きず夜11時にお開きとなりました。また、第2回もぜひ企画したいと思っています!
                                           

文/隠岐麻里奈

18時より座学開始 数十年ぶり(?!)のお勉強に、頭のなかが容量いっぱいに…? ホワイトボードを使って、コーナリングの説明をする太田先生
太田さんの先生ぶりは、サスガ!理路整然と説明が続きました この日のために用意されたドライビングマニュアルをTEZZO RACERS RACE MANUAL BOOKにきちんとファイリング 真剣な表情のメンバー


太田さんがGTでフェラーリで出場していたときの、オンボード映像をみながら説明をしてもらいました

座学での表情は、真剣です 映像のなかの太田さんはオロフソン選手と英語で会話しております 貴重な映像にしーーーん
映像に食いつくメンバー 「頭では理解できたけど、実践は…」とメンバーたち とりあげられた雑誌なども展示しました
第2部は7時30分より懇親会です。メンバーは北は青森、南は長崎まで全国から集まりました 自己紹介も盛り上がりました。みなさんバラエティーにとんだお仕事をされています。メイクアウィッシュの理事長を務める八木さんもメンバーです 食事と飲みながらの懇親会
最近レガシィからアルファGTに乗り換えた浜田さん。病院長という立場から保険制度についてのまじめな話題も 車の話から社会問題まで話題は尽きませんでした 方波見さんのインカー映像をメンバーで観戦



左からアルファGTに乗る市川さん、GTVの布井さん、ブレラ乗りの稲葉さん アルファGTに乗る廣畑さんと太田さん 中村さんと廣畑さんが、ドキドキのサーキット走行初体験の話をしてくれました
懇親会でも太田さんへの質問コーナーに突入


最後にメンバー集まっての集合写真。いい笑顔ですね〜。頑張るオヤジたちの姿を社会や子供たちに示して、明るい社会に変えていきましょう!! 


・先日は勉強会ありがとうございました。本などを読んでも、自分なりの解釈で間違えた理解などしていないかと心配だったので、今回の開催は大変ためになりました。
ファ−ストインでコ−ナ−進入、CPポイントまでブレ−キを残し、テ−ルを出す感覚を意識してコントロール出来る技術を習得出来る様にします。具体的には仙台の最終コ−ナ−1つ手前のヘアピンを課題のコ−ナ−として練習します。うまく出来るようになったらもう少し大きめのコ−ナ−でも試そうと思います。頭で理解しても、実践出来ないのは何故なのか考えてみました。運動神経の問題かとも考えましたが、今の状態が把握できていないから対処できないのではないかと思いました。今コ−ナ−のどの位置にいて車がどんな向きになっているかという事です。頭で早くなるという事が少し解かった気がしています。
明るい社会を作る為、イキイキと皆さんと一緒に活動します!これからも宜しくお願いします!!<中村 弥太郎>


・今日の座学では,TRCの使命,大人のそして社会人の集まりであることの確認をした上で,クルマの基礎知識として,アンダーステア,オーバーステアの説明。FF,FRの違いと特性などを導入部として,制動をかけた時の車体の荷重について,運動力学,タイヤの接地面積,摩擦係数など物理学的内容を学んだあと,スピードを維持しながらいかにしてコーナーを通過するかを丁寧にご指導いただいた。
 わからないなりの走行をしたあとの学習なので,頭での理解はできた。次の走行会では,これをいかに実践するかを目標に,チャレンジしよう。
 座学のあとの食事会。全国各地から参加された方からの貴重なお話。とても参考になりました。第2回,第3回を期待致します。 <赤津 忠克>

・まずは大成功、おめでとうございます。次回につながるイベントになりました。
このような企画をしていただいたこと自体が素晴らしいです。アルファロメオ・チャレンジ、ゴルフカップの参加者以外のTRCメンバーと交流でき、今まで忸怩たる思いでいた状況を切り開く契機になりました。
印象に残っている言葉。「間違った走りをしていても速くならない」「イメージした走りに近づけるように走る」即実践します。
TRCについては、第2弾の座学開催を期待します。今の内容を継続することで問題ありませんが、事前アンケートの内容を充実すると、よりスムーズに説明が進むと思います。(今回で言えば、アンダーステアとオーバーステアの違いについての理解度)<市川 浩>


・今回理解出来たと感じること
1)「コーナリングは地球の公転と自転」というイメージは分りやすかった。
2)ずいぶん以前に自動車雑誌の記事で「リアをきれいに滑らせて・・・」という表現があり「きれいに滑らせる」とは何のことやらと思っていたが、今回の話で理解出来た。
3)市販車はアンダーステア気味というのもよく耳にするが、その意味と目的も理解出来た。
4)加減速による前後輪への荷重の変化、姿勢の変化が理解出来た。
分り易く説明して頂けるプロのお話を聞きながら自分の頭も使うことほど面白いものはありません。今回のイベントは本当に刺激的で楽しいものでした。<斉藤 慎哉>

・9月1日の座学では大変お世話になりました。今まで何も考えず運転していたようで、今回の講義は考えるきっかけを与えてくれました。是非2回、3回と講義を続けて頂きたいと思います。よろしく願いします。 <伊藤 広一>

・車を安全に速く走らせるための理論を学んだ。慣性モーメントの頁では、好きだった物
理学の時代を思い起こし、一つ一つ納得のいく分かり易い内容でした。
カーブの走行については、今の私の運転法はかなりマズイ。下手すると崖から落ちる走法ではありませんか。明日にもスローイン、ファストアウトの意味を良く考えながら運転することにします。フェザータッチプレー中→→クリッピングポイント→フル加速のイメージをいかに具現化するかが課題です。
レースに参加しているメンバーのお話では、初めは頭が真白に緊張と聴いて、私のレース参加も決して夢ではないような気分になりました。
教材の内容は難解な所が無く、太田氏の講義もわかりやすくて良かったです。
<浜田 和一郎>



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